これまでに3つの「おもしろ発明」を紹介しました。「おもしろ発明」と言っても、ヒト毎に違う価値観があると思うので、今日ここで言葉の定義をします。私の言う「おもしろ発明」とは、3つの要素を備えたものです。
①おもしろい
文字どおり題材が面白い。見たときに思わずクスっとしたり、心をくすぐられる。
②カンタン
誰もが内容を理解できる。決して陳腐な発明という訳ではありません。その技術分野に精通しないヒトでも簡単に理解できる題材を扱っているということです。
③情熱的
発明者の思想や価値観が伝わってくる。それらの受け止め方はヒトそれぞれなので、私基準で何かしらのメッセージやパッションが伝わってくればOK。
①と②は比較的に共通の感覚が持てる一方、③はこのブログ管理人・HBの独断と偏見が入ってきます。改めて「おもしろ発明」は、“おもしろくてカンタンで情熱的”な発明です。すなわち、Omoshiro-Kantan-Passionate: OKP(何故かPだけ英語)です。
なお、このブログで取り上げる発明は、権利切れの発明が多くなると思います。特許権として今生きてる発明に あぁだこぉだ言うのは、利害関係者にとっては良くないことと思います。また、出願から歴史があればある程その生き様が見えやすく、何よりも研究題材として面白いのです。
以上を前提に進めて行きます。そもそも「発明」って何?!と思うヒトがいるかも知れません。それはまたの機会にお話ししたいと思います。